「意外と稼げる資格はないものか?」と調べるうちにたどり着いた「電気工事士」という資格。その実力を、昨年電気工事士2級を取得し、某スポーツクラブで施設の管理を手掛ける柳沼浩一氏(31歳・仮名)に聞いた。 「介護士から電気工事士に転職して、年収が50万円増えました」。柳沼氏はハウスメーカーの営業、介護士を経て現職に。ハウスメーカー時代に住宅の配線を手掛ける電気工事士と仕事をする機会があり、手堅い収入を得ていたのを思い出し「コレだ」と思い立ったという。 「一応理系だったので、5~6万円の通信教育で2~3か月間、毎日1~2時間の勉強で筆記試験はOKでした。実地試験も、パターンが決まっているので、そんなに難しくはありません」 柳沼氏も、一発合格だったと言う。資格取得後の転職状況は? 「一番給料が高いのは、大手家電量販店の嘱託として、歩合制のエアコンの取り付けをやること。30キロ近い室外機を運ぶのは重