コンピュータで扱う数値(やデータ)は、1バイトで表現されるもの以外に、2バイト、4バイト、8バイトなど複数バイト(多バイト)で表現されるものがある。一方、記憶装置は汎用化され、最小の1バイト単位でも扱えるように、1バイト毎に番地(アドレス)が連続して割り振られている。すると、多バイトの数値やデータの各バイトをどのような順序で記憶装置に格納するかについての規則(バイトオーダ、バイト順)は、いくつか種類(選択肢)があることになる。 ビッグエンディアン(右)とリトルエンディアン(左) 数値の1番小さい桁1バイト分を、1番大きいアドレスの記憶装置に配置し順に並べる規則をビッグエンディアンという。それと対称的に、数値の1番小さい桁1バイト分を、1番小さいアドレスの記憶装置に配置し順に並べる規則をリトルエンディアンという[1][2]。 ビッグエンディアンを採用しているコンピュータやCPUとしては、IB