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ネット小説に関するnhirokiのブックマーク (2)

  • 肉欲企画。: もしのび太とドラえもんが洒落にならないくらい仲が悪かったら 後編

    「こちらの味方がスネオだけというのは厳しいな……」 背後を警戒しながらドラえもんは走る。足の遅いのび太だ、追いつかれることはないだろう。しかしながら、狭いこの街にいる以上いつ捕捉されるとも分からない。安穏としている暇はないのだ。一刻も早く窮余の一策を考えねばならない。 「やはり”ヤツ”の助力が必要か」 街を駆けながら、少しずつ頭の中で考えをまとめていく。のび太がジャイアンという『武力』を用意するならば、こちらは『知力』で対抗すればよい。知力――それも圧倒的な明晰さを誇る頭脳で以て。 走りを止めたドラえもんは、一軒の家に設えられた門扉を見上げる。庭は小奇麗に手入れされていて、その整然とした様はその家に住む者たちの気質を雄弁に物語っているようでもあった。 『出木杉』 この街が誇る一番の頭脳、おそらくヤツを引き込めるかどうかが大局を決する――ドラえもんは確信を持ってチャイムを押した。 ・・・ 「

  • 肉欲企画。: もしのび太とドラえもんが洒落にならないくらい仲が悪かったら 前編

    ド「おいメガネ、テメェー俺のドラ焼きったろ」 の「お前は道端に落ちてる小銭を見つけても拾わないのか?だからそれが答えだ、このマヌケ」 白昼。 のび太の部屋にたちまち緊張が走る。 ド「俺の血はドラ焼きで出来ている……故に貴様の行為は俺の血を掠め取ったのと同値……畢竟、万死に値する!」 素早い所作でドラえもんが己が腹部に取り付けられたポケットの中に手を入れる。寸後、ドラえもんの手には空気砲が装着されていた。 の「バカ、やめろ」 ド「月に祈りな」 ズドン、と低くて鈍い銃砲音が野比家全体を包んだ。 もうもうと白煙を上げる空気砲、煙の晴れた向こうに、グッタリと横たわるのび太の姿を視認したドラえもん。 ド「生殺与奪権は俺にあることを忘れるなよ、メガネ」 そんなセリフを吐き捨てながら、ガールフレンドのミイちゃんとの待ち合わせ時刻が迫っていたドラえもんはタケコプターを頭に着けて空へと舞う。ドラえもんは腕

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