もともと、「個人専用」のサービスとして始まったEvernoteですが、最近は「内に向いた」使い方だけでなく、ノートやノートブックを共有するという「オープンな」機能が充実してきています。今回はこの共有ノートブックについて、Dropboxとの比較を含め、使い方を説明しましょう。 得意なことが異なるEvernoteとDropbox Evernoteを「共有ツール」として利用しようとすると、難しいのが「Dropboxとの使い分け」です。 どちらもここ最近の代表的なクラウドサービスで、共に共有の機能を持っていますが、実はそれぞれが得意とすることは異なります。 Dropboxが共有できるのは「ファイル」であり、Evernoteが共有できるのは「ノート」です。こうした両者の特性を考えてみると、Dropboxが向いているのは「リアルタイム」の共有であり、Evernoteが向いているのは「記録」および「記憶