経済産業省は3日、新たにエコカー補助金の対象となる輸入車15ブランドの車種(43型式)を発表した。米国ブランドの大型スポーツタイプ多目的車(SUV)「ハマー H3 V8」などが対象になった。 燃費が良くないイメージのある大型車も含まれているが、日本の補助金制度は重量が重くなれば燃費基準が緩和される。経産省は「重量区分の中で燃費改善の努力をしてもらう」としている。 他の対象車はBMWのSUV「X5 M」や「X6 M」、メルセデス・ベンツの「G550」など。今回の対象車は2009年に国内で約4300台販売された。うち欧州車は約3500台、米国車は800台。 より多くの輸入車を補助金の対象とするため、政府は先月19日付で制度を変更し、今回が初めての対象車公表となる。