こんにちは武田真一です。 先月末、東北をはじめ全国のアナウンサーが東京に集まりました。 東日本大震災から3か月あまり。現場やスタジオで感じたことや、地震・津波報道の課題を話し合いました。 被災地のアナウンサーからは、今の状況についてこんな報告がありました。 ・がれきの片付けはまだまだ進んでいない ・気温が高くなり、悪臭で頭痛を覚えるほど ・いまだに避難所で暮らす人と仮設住宅に移った人などの格差を、被災者が感じている ・「復興」という言葉は現場では軽々しく言えない <報告する仙台放送局・金子アナウンサー(中央)> 「復興」という言葉は、必ずしも被災者に希望を与えるものではなく、取り残されていくような気持ちにさせる言葉でもあるということを、強く訴えていたのが印象的でした。 また、防災が専門で群馬大学大学院教授の片田敏孝さんにも、ゲストスピーカーとしてお話を伺いました。 片田さんは岩手県釜石市で
アナウンスルームBLOG 毎週一人のアナウンサーが、趣味や仕事、日常の中で出会ったちょっといい話などを思い思いに綴っていきます。中には意外な一面も?必見です。 2010年9月 8日 12:00 映画が大好きな坂本です。9月になっても暑い日がつづいています。 熱中症にはくれぐれも気をつけてくださいね。大事なのが適度な水分補給。 ということで、今日は私の好きな飲み物です。 まずは水。季節にかかわらず飲みますし、仕事にも欠かせません。 映画ですと、アンドレイ・タルコフスキーやサム・ペキンパーの作品では、水が大事な要素だと思いますし、 「地球に落ちてきた男」という映画で、デヴィッド・ボウイ演じる宇宙人が、水ばかり飲んでいたのを思い出します。 お次はコーヒー。ホットもアイスも大好きです。 豆や淹れ方にこだわりがあるわけではありませんが、ブラックが好きです。 映画でコーヒーというと、何といっても「ベル
レディー・ガガへのインタビューに臨むにあたって肝に銘じたこと。それは、大まじめに彼女の考え方に耳を傾けることだった。スタッフからは、相手もビックリの奇抜な服装でインタビューしろ、と冷やかしの声で送り出されたが、ぼくは濃紺のスーツで出かけることにした。それこそぼくの正装であり、彼女に対する姿勢であるべきだと思ったからだ。 果たして、レディー・ガガは、こちらの意を汲み、ひたすら真剣に問いに答えてくれた。彼女が、震災の日本を訪れた理由は、「ただ正しいことをしたかった」からだという。自分に正直にシンプルに生きること。インタビューを通じて彼女が発し続けたメッセージである。 (以下インタビュー全文) 大越) まず3月11日の大震災の犠牲者への支援を呼びかけてくださったことに心よりお礼申し上げます。それはあなたにとって自然なことでしたか? LADYGAGA) ええ。自然なことでした。 大越) 特別な決断
間もなく最終回を迎える「草野☆キッド」は「さよならスペシャル」と題し、草野仁の人生を自ら語り振り返っていた。 その中で彼が長く司会を務めた「THEワイド」での「オウム報道」について、当事者ならではの臨場感あふれる語り口で話していた。 長くやりました昼の番組の「THEワイド」っていうのはですね、他のどんなニュース番組にも、あるいはどんな情報番組にも負けなかったと思うのは、やっぱり「オウム報道」なんですね。 1995年3月20日に地下鉄サリン事件が起きるんですが、伏線は当然その1年前の松本サリン事件です。 すぐに取材を開始して、当時、みなさん覚えてらっしゃるでしょう? あの近くに住んでいた河野義行さんが怪しい、と。 でも、そこに使われて、何人かの命を奪ったのが化学兵器のサリンである、と。 そういうことが分かった瞬間、これはもう、河野さんの(個人でできる)レベルじゃないから、河野さんは疑いの対象
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