新型コロナウイルス感染症の流行に端を発する外出自粛要請を受けて外出が制限されている昨今、自宅で写真撮影を楽しむ「おうちフォト」が注目されています。 写真家・藤田一咲さんの「ホーム・フォトグラフィ」では、自宅で撮る写真のクオリティを上げるテクニックを幅広く紹介。プロの視点から、家族ポートレートやインテリア、フードのほか、家にあるもの、家から見える風景を活かした様々な撮り方を解説しています。 本記事では著者の藤田一咲さんに、書籍の企画経緯や写真を撮るちょっとしたコツ、写真との向き合い方などについてお話を伺いました。 ホーム・フォトグラフィ ――「おうちフォトの書籍を作ろう」という企画は、編集者と打ち合わせをする中で自然と出てきたアイデアだそうですね。「身近さ」をキーワードに、「映える」写真を自宅で撮れるワザの伝授をメインテーマとしていますが、本書を制作する中で気をつけたポイントはなんでしょうか