『ロッキー』シリーズ最大のヒット作『ロッキー4/炎の友情』(1985)を、監督・脚本・主演を務めたシルヴェスター・スタローン自身が再編集し、新たに生まれ変わった『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』が全国順次公開中だ。ロッキー役の吹き替えといえば、「クリード」シリーズに至るまで全8作に参加してきた羽佐間道夫。そもそも自分が適任と思わなかったという羽佐間だが、それでも40年近く声を当ててきた羽佐間の目に、ロッキーとスタローンという男の生きざまはどう映っているのだろうか。さらに御年88歳にして、今年は新録吹き替えを3本収録するなど、米寿とは思えぬ精力的な活動を続ける羽佐間。声優界のレジェンドとして尊敬を集める存在だが、話を聞くと「逆に若手から盗もうと思っている」と、貪欲な仕事への姿勢が垣間見えた。 【写真】“米寿”羽佐間道夫、まだまだ意欲衰えず ■戸惑いが大きかったロッキー役 ディレクターた
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