世界中から旅行者が見込まれるイベントがめじろ押しなんですが、最大の課題が、凶悪犯罪が多発する治安の悪さです。地元の警察は、ある日本式の対策を導入し、それが効果を上げています。南半球最大の都市・サンパウロ。かつては、世界で最も犯罪率が高く、戦争状態よりも危険とまで言われていた。そこで、治安改善のために、サンパウロ州軍警察がつくったのが「交番(KOBAN)」。日本の警察にならって設置された。サンパウロの交番の中には、「整理」、「整頓」、「躾(しつけ)」と書かれた標語が掲げられていて、さらに「ピーポくん」の姿もあった。ロータリー交番のジョルジュ所長は「整理、整頓。毎日見ていると、だんだん言葉通り、行動が統一されてきます。とても大きな役割を果たしています」と語っ・・・