定点カメラがとらえた被災地復興の1年宮城県南三陸町・志津川中学校の高台からの映像です。がれきと砂と泥で地面が覆われていた震災直後でしたが、春にはがれきが取り払われ、夏になると草が生い茂り、秋には緑が茶色へと変わり、そして冬、現在は雪化粧されています。続いて、宮城県石巻市です。船の奥に見える大川小学校では、児童と教職員合わせて79人が死亡、今も4人の児童と1人の教員の行方が分かっていません。校舎のすぐそばには慰霊碑が建てられました。次は岩手県陸前高田市です。去年4月4日の映像には、倒壊した家屋が見えます。茶色だった町並みにやがて緑が生い茂り、1月には重機による整地が行われました。そして、岩手県宮古市の田老地区です。国内最大級の防波堤に守られていた町。･･･
