せっかくデートや旅行をするなら、いつもと違う非日常な場所に行ってみたい。 海外に行かずとも、日本で非日常な空間を楽しめる場所はないだろうか。 オススメは、あの映画「007」シリーズの最新作『007/スカイフォール』の舞台モチーフとなった長崎の軍艦島だ。 長崎半島近くのこの島は、かつて炭鉱で栄え、現在は島全体が廃墟となっている。正式な名称は「端島」だが、堀が島全体を囲い、高層鉄筋アパートが並ぶ外観が軍艦土佐に似ていることから、「軍艦島」と呼ばれるようになった。 軍艦島は世界的に有名で、2009年に世界遺産暫定リストに掲載され、この島を参考に、『007/スカイフォール』の舞台セットが作られた。実際に、冒頭の写真そっくりのシーンが映画の中に登場する。ハリウッドスタッフでビジュアルエフェクト(視聴効果)・CG担当のスタッフが島を訪れ「ファンタスティック!」と感動していたという。 軍艦島は35年ぶり