ザック日本、北朝鮮恐怖の40時間「夢に出てきそう」 羽田空港に到着し、表情が緩むザッケローニ監督(右) 日本代表が北朝鮮で緊迫の40時間を過ごしていたことが16日、分かった。アジア3次予選北朝鮮戦(15日・平壌)で0―1で敗れ、ザック・ジャパン17戦目で初黒星を喫したが、その裏帰国にはピッチ外での精神的ストレスが大きく影響していたことが判明。宿舎の部屋では、不気味な壁一面の鏡で眠れない選手が続出。また、部屋を出ても廊下、ロビーに監視の目にさらされていた。“恐怖の2泊3日”を体験した日本代表はこの日、北京経由で帰国の途についた。 「あの光景が夢に出てきそう」―。 「もう2度とあんな思いはしたくない」―。 平壌での北朝鮮戦から一夜明け、チャーター機で経由地の北京空港に降り立った日本代表。選手の表情は青ざめ、足取りは重く、誰も自分から口を開こうとしない。23人の選手全員が初訪問となった北朝鮮。滞