顔を隠して公判に臨む元看護師のニルス・ヘーゲル受刑者/JULIAN STRATENSCHULTE/AFP/AFP/Getty Images ベルリン(CNN) ドイツの病院で患者を殺害した罪に問われている元看護師の男が30日、北西部オルデンブルクの裁判所で開かれた公判で、患者100人を殺害した罪を認めた。これでこの事件は、同国で戦後最悪級の連続殺人事件となった。 起訴されたのは、ドイツ北部デルメンホルストとオルデンブルクの病院で看護師をしていたニルス・ヘーゲル受刑者(41)。当時勤務していたドイツ北部の2つの病院で2000~2005年にかけ、34~96歳の患者を殺害したことを認めた。 同受刑者は自分の蘇生措置の腕を同僚に見せびらかす目的や、退屈しのぎの目的で、患者に処方されていない薬を投与していたとされる。 今回の事件では、被害者の遺族など約126人がヘーゲル受刑者を告訴していた。公判は来