私たちヒトは肺呼吸のために、息を止めなければ水中には潜れません。 これは海洋哺乳類であるイルカやクジラにも言えることです。 一方で、エラ呼吸ができる魚類たちは潜水時にわざわざ息を止める必要はないはずです。 ところが最近、米ハワイ大学マノア校(UH Mānoa)の研究で、深海に潜るときに必ず息を止めているサメが発見されたのです。 研究主任のマーク・ロイヤー(Mark Royer)氏いわく「潜水時に息を止める魚類が見つかったのは世界初」とのこと。 サメはエラ呼吸できるはずなのに、なぜ息を止めていたのでしょうか? 研究の詳細は、2023年5月12日付で科学雑誌『Science』に掲載されています。 Hammerhead sharks found to hold their breath on deep water hunts to stay warm https://www.hawaii.edu