近年、英語の一人勝ちの影で、第二外国語というものは絶滅危険種になっている。 「学びたい外国語」の1位(英語)と2位(中国語)の差は天と地の差(英語56.2%、中国語 4.9%)ほどある。 こうした中で最も数を減らしたのは、長く第2位の地位を占めていたドイツ語である。 1990年代までは、NHKの語学講座テキストの売上げでも2位を守っていたが、2000年代に入ると中国語等に抜かれ、2007年のネットリサーチ・マイボイスコムの「学びたい言語はなんですか?」を尋ねる調査 http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/10211/index.html では、英語、中国語、ハングル、フランス語、スペイン語、イタリア語の後、なんと7位(1.4%)まで順位を落としている。 日本の近代化を下支えした言語がドイツ語であったことは言を待たない。 明治以降、第1次大戦までの間、日本か
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