金融大手の「みずほフィナンシャルグループ」は、経営陣に助言を行う諮問機関を立ち上げ、中国のネット通販最大手「アリババグループ」を率いるジャック・マー会長らを起用する方針を固めました。日本企業の間では、革新が進むIT技術や多様な人材の活用といった経営課題に対応するため、専門性を持つ人材をアドバイザーに迎える動きが広がっています。 日本の企業では、精密機器大手の「コニカミノルタ」が、ことし6月に諮問機関を設け、多様な人材の活用を進めるため、メンバーに厚生労働省の前の事務次官の村木厚子さんらを迎えていて、IT技術の革新や人材の多様化といった経営課題に対応するため、高い専門性を持つ人材をアドバイザーに迎える動きは一段と広がることが予想されます。