勉強は目的ではなくて手段だ。 なんてことをよく聞きます。勉強すること自体を目的にしてしまっては、どこに向かっているか、何を目指しているかがわからず、自己満足に留まってしまうと。確かに、世には自己啓発本やビジネス書を読み漁っては、まるで自分の言葉のようにアウトプットする人がいます。それで、あんたは何者なのさ、とつっこまれること受け合いなわけです。目的に向かって勉強するからこそ身になるわけで、目的を伴わない勉強は効率が悪く、無駄が多いとされています。弁護士になってばりばり活躍するんだという目的に向かって、司法書士試験のための勉強をするなどなど。手段としての勉強は要領を得ており、理由も的を射ています。塾としては当然の立ち位置かも知れませんが、東進ハイスクールでもそういっていますね。ですがずっと僕は、勉強のための勉強をしていたい、目的としての勉強をしたいと思っています。 知的好奇心の範囲が、社会の