ニフティが2010年1月から開始したクラウドコンピューティングサービス「ニフティクラウド」。VMwareで仮想化されたサーバー資源を利用でき、短時間で利用/停止できるオンデマンド性や、時間単位の従量課金、国内データセンターによる高いパフォーマンスなどを特長としている。5月末には200社の導入を達成した同サービスのメリットや導入事例について、営業本部サービスソリューション営業部の池川奈津子氏に聞いた。 国内利用に適した純国産サービス「ニフティクラウド」 インターネットの向こう側で、サーバーリソースやアプリケーションサービスを利用できる「クラウドコンピューティング」。システムを所有することなく、必要なときに必要なだけ利用できるため、システム投資や設計/運用の負荷を軽減できるとして注目されている。不特定多数の利用者を対象としたクラウドは「パブリック型」と呼ばれており(特定の利用者を対象とするのは