デメリット × アクセスタイムが長い × 発熱が大きい × 振動に弱い △ 動作音がある △ 消費電力が比較的大きい 現在、PC向けストレージの主力がHDD(Hard Disk Drive)だ。HDDの中には金属製の円盤(プラッタ)があり、データはこのプラッタを同心円で区切った上で、磁化方向の違い(N極S極の向き)によって記録されている。データの読み書きは、プラッタ上のデータがある円周上までヘッドが移動(ヘッドシーク)し、プラッタの回転によってヘッドがデータ位置を通過する際に行なわれる。 このヘッドシークと回転待ち時間の合計をアクセスタイムと言うが、これがHDDの性能のボトルネックだ。ランダムアクセスでプラッタ上にバラバラと散らばっているデータを順番に読み出す場合はこのヘッドシークと回転待ち動作を何度も繰り返すため、遅さがモロに表面化する。機械部品をベースにしたこの構造を採用している以上、