server-id=7 master-host = 192.168.11.2 master-user= satou master-password = pass replicate-do-db = databank レプリケーションの対象となるデータベースは,「databank」,1つのテーブル「accesslog」が格納されている。マスタ側で,随時データを追加し,レプリケーションの機能を使用してスレーブに複製を作成する。現時点で,リスト1のようにマスターおよびスレーブにデータが格納されている。 リスト1●テーブル「accesslog」の内容(マスター側) mysql> select * from accesslog; +-----+-----+----------+------------+--------------+ | No | ID | Name | Time | Nemo |
MySQLのレプリケーションは非常に簡単に使える割には応用の幅が広いので非常に人気のある機能の一つである。レプリケーションの応用分野は例えば、 バックアップ 参照系の負荷分散 HA(高可用性) ディザスタリカバリ(サイト間レプリケーション) BI(レポーティングetc) という風にとても多くのバリエーションがある。このブログを読んで頂いている皆さんの中にもレプリケーションを使っている方は多いのではないだろうか。ご覧の通りMySQLのレプリケーション機能はミッションクリティカル分野でも利用されているが、レプリケーションの使い方が適切でないとシステムの安定稼働に支障を来してしまってDBAやシステム管理者の肉体的、精神的負担が増大してしまう。逆にレプリケーションを堅牢に運用することが出来ればマクラを高くして眠れるというものだ。レプリケーションはMySQLの代表的な機能であるので、レプリケーション
今回は,筆者が開発しているpgpoolというソフトを紹介する。 記事のタイトルを見て「おや,pgpoolはコネクションプール・ソフトだったはず?」と首をかしげる読者もいると思う。確かにpgpoolはコネクションプール・ソフトとして誕生した。しかし,進化の結果,ついにレプリケーションの機能も備えるに至ったのである。そこで今回は,レプリケーションを中心に,pgpoolの新機能を説明する。 レプリケーションとは 本題に入る前に,まずレプリケーションとは何か,なぜレプリケーションが必要かを確認しよう。 レプリケーション(replication)とは,その名の通り,複製を作ることを指す。データベース・システムの場合は,データベースの一部または全部を複製するのがレプリケーションということになる。もちろん,データベースのバックアップを取得し,別なサーバにリストアすればデータベースの複製ができるが,これは
このところ楽天をはじめとして,MySQLを活用した大規模な事例が増えている(関連記事)。このような大規模,かつサービス停止の許されないシステムを支えているのが,MySQLのレプリケーション機能である。 「レプリケーション」とは,対象物とまったく同じ物を製作する処理だ。同じような意味に「ミラー」があるが,意味するところは物理的なコピーである。「レプリケーション」は,論理的な複製であり,対象物の全体や一部といった範囲を限定できる点が異なる。 このような機能は,大がかりな準備と高度な技術が必要と考えている方も多いだろう。しかし,MySQLのレプリケーション機能は,非常に簡単に利用することができる。今回は,現行バージョンでも利用可能なレプリケーション機能を解説する。 Masterの更新がSlaveに反映される MySQLのレプリケーション機能は,MasterとSlaveに役割が分かれる(図1[拡大
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く