http://www7.vis.ne.jp/~t-job/base/maruyama.html http://www7.vis.ne.jp/~t-job/base/maruyama2.html 率直に言って、その思想には賛同せずとも、一つの理として共感を否定することはできなかった。俺自身が同世代であり、また、(俺の場合は自ら積極的に望んだ上でのものではあるが)フリーター生活をそれなりに長く経験してきたことが影響しているというのも否定しない。いくつかの条件が異なれば、俺もまた彼と変わりないところにいたかもしれないと思う。 世代論に引き込まれるのは好みではないが、バブル崩壊が自身の思春期に起こり、メンタリティに少なからぬ影響を与えたという点では、俺も「ポストバブル世代」に属さざるを得ないだろう。1990年前後、ちょうど中学から高校の時期、バブル景気とその崩壊というのは実体以前にイメージとしての