Hoster-JPは3月28日,自動的にコンピュータ・リソースを調節する「グリッドホスティング」のデータ・サービスを開始した。サービスを提供する仮想マシンの数を,負荷に応じて2台~10台に増減する。オープンソースの仮想マシンXenを利用したシステムを,日本仮想化技術と共同開発した。Hoster-JPでは「このような仮想マシン数の自動調節を行うホスティング・サービスは日本で初めて」としている。 同サービスでは,初期状態で2台の仮想マシンがユーザーに対し提供される。仮想マシンは複数の物理サーバーに配置され,ロードバランサーによりアクセスが振り分けられる。そのため,負荷分散が行われるとともに,いずれかの仮想マシンに障害が発生してもサービスを継続することができる。 アクセスが増大すると,提供される仮想マシンの数は自動的に増やされる。標準では仮想マシンが最大10台まで提供される。アクセスが減少すると