長年にわたり中川や垳川の清掃活動などを行ってきた、「やしおの川をきれいにする会」(池渕勉会長)がこのほど、環境省水・大気環境局長より「水・土壌環境保全活動功労者」として表彰された。16日、埼玉県庁で伝達式が行われた。同功労者には、越谷市の綾瀬川をきれいにする会と県内から2団体が表彰された。 同会は2002年、「子どもたちが川遊びできる環境にしたい」と市民有志で発足、現在76人の会員が毎月1回定例会のほか、市内河川の定期清掃、水質調査、小学校での環境学習会の開催、子どもたちを通じて各家庭でできる浄化への取り組みなどをPRする「啓発環境ファイル」の作成、配布など行っている。埼玉県の川の再生事業にも協力し、地域の水環境保全活動に貢献したことが評価された。 特に、東京・足立区と八潮市の境を流れる垳川が生活雑排水などにより汚れがひどく、下水道普及率が足立区と比べ八潮市が低いことなどもあり、「身近