Adobe AIRで一番に気に入ったことと言えば、デスクトップ向けのアプリケーションがいとも簡単に開発できてしまうことです。特に筆者のようなWebデベロッパー出身者の場合、単にAIRプロジェクトを作成し、Web開発同様のコードを記述、そしてビルドを作成するだけでデスクトップアプリケーションが開発できてしまいます。 ただし、筆者は経験を積むに連れ、AIRアプリケーションの開発にはコツがいることにも気付きました。デスクトップアプリケーションはブラウザーベースのアプリケーションとは異なるため、特にアプリケーションのデプロイ方法に関しては十分な配慮が必要になります。 幸運なことに、Adobe AIRランタイムおよびそのSDKにはデベロッパーを支援するためのツールが用意されており、この中にはアップデートAPIおよびアップデートフレームワークを介してアプリケーションをアップグレードする方法も含まれてい