「みなさまの1票」には、まず名前と顔を覚えてもらうことから。名前の連呼はもちろん、強い味方は「ポスター」や「看板」。でも使えるものは細かく決まっているらしい。さっそく、18歳目線を忘れない卵おじさんに解説してもらいましょう。 「何がOK? 何がNG?」 すっげー細か~い! 卵おじさん まず、法律で認められているのが、ポスター、看板、のぼり旗、ちょうちん、腕章、たすきあたりだね。 そよ そうだね、よく見るよ。 卵おじさん 逆に使えないのは、ネオンサイン、アドバルーンと…、 そよ たしかに見ないけど、なんだか昭和っぽい…。 卵おじさん プロジェクションマッピングもダメ! そよ 今っぽいの入れてきた!(笑) とにかく細かいんだね。 「使えるもの」 ・・・でも、細かっ! 卵おじさん 使っていいものはもっと細かく決まってる。例えばポスターは「42cm x 29.7cm以内」で「各掲示場所に1枚ずつ」
「17歳」でも投票できる人がいるってホント? 選挙権年齢が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられ、「投票できる17歳」が出現しました! いくみん え? 投票できるのは18歳からでしょ? 確かに18歳なら投票ができます。でも、「17歳」の一部も投票ができるのです。 いったいどんな「17歳」が投票できるのでしょう? 「投票日」当日に満18歳であれば、投票できる 今年6月19日に施行される、公職選挙法によると、 ”第九条 日本国民で年齢 満十八年以上の者は、衆議院議員及び参議院議員の選挙権を有する”とあり、「投票日」当日に満18歳であれば、投票できるとされています。(※) いくみん やっぱり18歳じゃないと、ダメじゃん。 でも知ってた? 「年をとる」のは、誕生日の前の日! 実は、日本の法律上で、年をとるのは誕生日の前日なんです。 だから「投票日」の次の日が誕生日の人も、投票日には18歳!
のどかな日中、湧き上がる黒い感情…… 選挙の風物詩ともいえる、選挙カーからの呼びかけ。 「どうぞ○○を!○○をよろしくお願いいたします!○○に清き一票を!」 たしかにウグイス嬢は、いい声しているけれど…スピーカーからの騒音にイラッときたこと、ありませんか? しかも、流れてくるのは、同じことばかり。マニフェストや経歴も含めて、もっとまともなことを言ってくれれば…と思いますが、実は公職選挙法でそういったことは禁止されているんです。 走行中の選挙カーは、「繰り返し」以外NG! 公職選挙法の第141条の3で、「選挙運動のために使用される自動車の上においては、選挙運動をすることができない」とした上で、2つの例外をあげています。 自動車の上において選挙運動のための「連呼行為」をすること。 停止した自動車の上において、選挙運動のために演説すること。 つまり、走行中の選挙カーからできるのは、「連呼行為」だ
2016年06月01日 【世界選挙紀行】特別編・日本① 南極に投票所?! 「南極投票」はファックスで #世界の選挙 #投票制度 #南極 塚本健二さん(40) 茨城県つくば市職員。第55次南極地域観測隊隊員として、2013年12月~2015年2月、南極昭和基地に滞在。 南極からも投票できる! 日本から直線距離にして約14,000km。マイナス40度を下まわる極寒の地・南極からでも、日本の国政選挙に投票できる!その名も「南極投票」!! 南極投票を行える人は、「南極地域観測隊」(以下、「観測隊」)の隊員である。 観測隊には夏の3ヶ月を過ごす夏隊と1年を通じて滞在する越冬隊があり、気象、地球科学や生物学などの観測を行っている。 塚本さんは、2014年の衆議院選挙で「南極投票」を行った。 塚本さん「南極投票は、不在者投票の一つです。南極の昭和基地からファックスを使って投票します。そのため、ファックス
河村和徳さん 東北大学大学院情報科学研究科准教授。共通投票所導入を検討した、総務省投票環境の向上方策等に関する研究会のメンバー。 選挙でも「ガラパゴス」 ガラパゴス・ケータイ、いわゆる「ガラケー」という言葉がありますね。 ワンセグ、ICチップを使った電子マネーによる支払い…。日本製の携帯電話は、初期の頃から、先進的な技術や機能が組み込まれていましたが、海外では普及しませんでした。世界標準から外れてしまった日本製の多機能携帯は、他の島々と隔離され独自の進化を遂げたガラパゴス諸島の生き物になぞらえ、「ガラケー」と呼ばれました。 日本の選挙の仕組みも、実は「ガラパゴス」的。世界と比較すると、日本オリジナルだったり、かつては世界でもあったがもう日本ぐらいしかないという仕組みがあります。たとえば「投票の時、候補者の名前を投票用紙に書く自署式」を採用している国は日本ぐらいしかありません。 マークシート
人類初の宇宙飛行から55年 旧ソ連のユーリ・ガガーリンが、人類初の宇宙飛行に成功してから55年。 今では、地上から約400km上空を、「ISS(国際宇宙ステーション)」が飛行し続けている。ISSは、日本を含む15カ国が運用する「国境のない実験施設」。6人の宇宙飛行士が滞在でき、地球や天体の観測、宇宙環境を利用した実験を行っている。 NASA(アメリカ航空宇宙局)によると、ISSを訪れた人数が最も多いのはアメリカ。ロシアに続いて、日本は第3位。7月7日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の大西卓哉さんが搭乗する、ロシアの宇宙船「ソユーズ」が打ち上げられる予定だ。大西さんが到着すれば(※1)、8人の日本人宇宙飛行士がISSを訪れたことになる。 滞在は、数カ月から1年以上に及ぶ。その間に選挙があった場合、宇宙からでも投票はできるのだろうか? 日本の宇宙飛行士は?NASAの飛行士は? その答えは、2
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