2010年07月06日 一日30分の自転車乗りで、体重増加の程度が1.59kg減少。 米国の25−42歳の閉経前女性看護師18,414人を16年追跡したところ、全体では体重が9.3kg増加したが、自転車乗りの時間が一日30分長くなると1.59kg、早歩きの時間が一日30分長くなると1.81kg、体重増加の程度が減少した。論文はArchives of Internal Medicine 2010年6月28日号に掲載された。 自転車乗り(サイクリングマシーンを含む)、歩行などの運動時間、歩行のペース(普通またはゆっくりか、早歩きか)、は、研究開始時点(1989年)と16年後(2005年)の2回、自己回答の質問票で調べた。体重も研究開始時点と16年後の2回、身長は研究開始時点に1回、自己回答の質問票で調べた。 その結果、16年間の追跡調査で、対象者の平均体重は9.3kg増えていた。ところが、
100歳以上の人に共通する遺伝子の特徴を米ボストン大の研究チームが発見した。寿命は生活習慣や環境にも影響されるが、こうした特徴を調べることで、1世紀にわたって生きられるかどうかの可能性を予測する道が開かれたとしている。1日付の米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。【斎藤広子】 ◇77%の確率で予測成功…米ボストン大チーム 研究チームは、米東海岸に住む95~119歳の白人801人の遺伝子を解析し、データベースにあった一般の926人と比較した。 その結果、両者の遺伝子の塩基配列に多くの違いがあることを発見。このうち150カ所を目印に100歳以上まで長生きするかどうかを、別の集団のデータベースで検証すると、77%の精度で見分けることができたという。 一方、認知症や心疾患などになりやすいとされる遺伝子の特徴では、100歳以上とそれ以下の人で目立った差はなかった。研究チームは「長寿遺伝子には、寿命
2010年02月23日 不定期の多量飲酒で、虚血性心疾患のリスク上昇。 14件の論文をまとめて総合評価を行なったところ、定期的な中等量までの飲酒と比べて、月に1回以上の不定期な多量飲酒では、虚血性心疾患のリスクが1.45倍と高かった。論文はAmerican Journal of Epidemiology電子版に2010年2月8日掲載された。 14件の論文のうち、10件は追跡調査、4件は患者と比較群の過去の飲酒をたずねて比べる後向き研究だった。虚血性心疾患の症例数は4,718例だった。 「不定期な多量飲酒」の定義は、「年12回以上週5日未満の、アルコールで60g超の飲酒」とした。アルコール60gは、日本酒で3合弱に相当する。一方、定期的な「中等量までの飲酒」の定義は示していないが、一般には、男性でアルコール24g(日本酒約1合)、女性でその半分が相当する。今回の個々の論文では、「週5−7
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