家計のやりくりは,世帯がどのライフステージにあるかによって違います。ここでは,世帯主の年齢階級別に暮らしの特徴を見てみましょう。 ◇二人以上の世帯 1 世帯主が30歳未満の世帯の家計 30歳未満で多い住居費 世帯主の年齢が若い世帯ほど,家賃地代及び設備修繕・維持から成る住居費への支出が多くなる傾向にあります。 特に30歳未満の世帯では,家賃地代への支出が住居費の97.0%を占め,最も多くなっています。 なお,持家率は30歳未満の世帯が23.8%と最も低く,世帯主の年齢が高くなるほど高くなっています。 2 世帯主が30歳代の世帯の家計 30歳代で多い幼児関連費 子供の出産とともに,幼稚園・保育所費用など,幼児関連費が多くなります。 幼児がいると考えられる,世帯主が30歳未満,30歳代の世帯で幼児関連費が多くなり,特に幼稚園・保育所費用への支出が多い30歳代の世帯で最も多くなっています。また,