■事実ではないつぶやきを500回RTされると懲役3年、中国の新たな司法解釈■ ■はじめに 事実と異なる噂をマイクロブログに書き込んだ場合、5000回以上閲覧されたり500回以上リツイートされると懲役3年の懲役刑。 9日に最高人民法院、最高人民検察院が発表した司法解釈が波紋を呼んでいる。中国のネットでは言論の自由に反するではないかと批判する声が上がっているし、日本人から見てもなにやら不思議な司法解釈に見える。意図的なデマではなくとも事実と異なる噂をツイッターなどに書き込んだ人はごまんといるだろう(私だってそうだ)。虚構新聞に釣られた人など一発である。 ただ注意すべきはこの司法解釈によって何かが始まるというわけではない。むしろ現在行われているネット取り締まりを追認、整理するための通達でしかない。また「500回リツイートで懲役3年」という不思議な解釈は、中国の現行司法制度からみればそう珍しいもの