インターネット検索の分野はいま、ある重要な地点にさしかかっている。ここでは、市場をリードする者がウォールストリートから高い評価を得る一方、遅れをとった者は大きな打撃を受けており、新興企業各社は大手各社が手を付けていないニッチに狙いを定めている。 ここ10年の間、この市場にはリーダー的な企業がいくつも現れては消えていったが(AltaVistaのことを覚えているだろうか)、現在はGoogle、Yahoo、AOL、MSNがはっきりと頭ひとつ抜け出していることには、だれも異論を唱えないだろう。 この点にはウォールストリートも明らかに気付いており、突出した2つの企業--GoogleとYahooに高い評価を与えている。米国時間5日の終値は、Googleが前年から約130%増の405ドル85セントを付けたのに対し、Yahooも4%増の40ドル47セントとなっていた。 Googleはまた、検索ビジネスの大