ブックマーク / dantandho.hatenadiary.com (376)

  • 母と二人で行った小学校の入学式 タイツについた泥はね汚れ 【沙河22】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    ついに小学校の入学式の日が来てしまいました。 朝から小雪の舞う、寒い日でした。 小学校には母親と二人で出かけました。 雪解けの水で、道はぬかるんでいました。 半ズボンの下にはいた白いタイツに泥水が跳ねたのを、母親は気にしていました。 入学式が終わって、家に帰ってもまだ、春の雪は降り続いていました。 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (十)③ 入学式へは母と二人で出かけた。 小学校の校舎は木造だったが、とても大きかった。 先生方に案内されるままに、自分の教室を見て、それから体育館で行われた入学式に出た。児童が集まっていた体育館の中は、薄暗く、寒かった。窓は多かった。外は雪が降っていた。 式の後、新入学生と父母と教員との記念撮影があった。その写真に写っている私は、自分の周囲で起こっていることを理解し始めたかのような、不安そうな表情をしている。 私の小学生生活が、その日から始まった。 「沙河」(暖

    母と二人で行った小学校の入学式 タイツについた泥はね汚れ 【沙河22】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/31
    白いタイツが時代を感じます。でも所によっては今もはいている小学生はいるのかな?
  • 間者 鬼役(六)坂岡 真 巨額の富に群がる悪人を裁く - 安心感の研究 by 暖淡堂

    日蓮宗を奉じていた感応寺は、幕府の禁じた不受布施を行った罪で、天台宗に改宗させられていた。これの復興と新たな寺社の建立を将軍家斉の側室お美代の方の父、日啓が企んだ。日啓は感応寺で催される富くじのもたらす莫大な利益に目をつけたのだ。 さらには、そこに奥州藤原氏の残した金色堂を移そうという話が持ち上がる。それを阻止したい仙台藩、一ノ関蕃の暗躍と、将軍後継者をめぐり派閥争いを続ける幕府重臣たちとがせめぎ合う。 公儀鬼役の矢背蔵人介は、ふとしたきっかけから一ノ関蕃に関わりのある者たちと知り合う。やがて、将軍家斉の命を狙うまでに膨らんだ巨大な陰謀に巻き込まれる。居合の達人、矢背蔵人介は、愛刀の国次を手に、陰謀の黒幕に立ち向かう。 * ついに光文社時代文庫の書下ろしです。複数の章に分かれていますが、全編通したストーリーで、これまでの各巻とは読み応え感が大分違います。 一番変わったのは、黒幕の描かれ方で

    間者 鬼役(六)坂岡 真 巨額の富に群がる悪人を裁く - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/30
    時代小説は余り手を出していません。こちらが私の定年後の楽しみかもしれません。しかしホームズ物で「黄色い顔」は渋く、そして味わいのあるセレクトですね。
  • 「退職の日」 さだまさし 大学受験を前にした年末に聴いた曲 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 年末になると思い出す曲があります。 高校3年生の年末のこと。 冬休みに入ってから、レコード屋さんでさだまさしさんの「夢の轍」を買いました。 1982年12月11日発売だったようです。 それから少し遅れて購入。 で、買ってきてすぐに聴きました。 その中で印象に残ったのが(他も名曲揃いでしたが)、この「退職の日」。 詩にこめられた想いがその時に理解できていたとは思えません。 それでも、何かを感じたのでしょうね。 父が退職する日の、父と母の姿を見ている僕が語る言葉。 それを何度も頭の中で繰り返して、理解しようとしていました。 当時のさだまさしさんのアルバムに付属していた歌詞カードには、ギターのコードも書かれていました。 レコードを聴いて、気に入ったらすぐに自分でも弾けるようになっていました。 で、この「退職の日」を、ギターを弾きながら歌ってみると。 なぜか、歌の途中で不

    「退職の日」 さだまさし 大学受験を前にした年末に聴いた曲 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/30
    改めて聴くと、イメージが違っていました。エンディングの印象が強く、それまでの曲の流れを完全にアタマから抜けていましたね。
  • 結局、年末年始は歯が一本欠けた状態で過ごすことになりました - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 11月末頃から奥歯の治療をしていたのですが、スケジュールの都合等で、年末年始をまたぐ形になっています。 で、昨日年内最後の治療に病院に行きました。 歯が無くなったところに仮歯を入れたのですが、治療中に何度か外れ、家に帰ってからも事中に取れてしまいました。 病院に電話したところ、外れたままで問題なく、年明けにちゃんとした治療をしましょう、と言われました。 それでいいのか、と思いましたが、とりあえずは調子良く、了解して電話を切りました。 ということで、歯が一欠けた状態で年末年始を過ごすことになりました。 年末年始の事を楽しみにしているのですが、少しだけ気持ちが重たいですね。 普段から、歯の健康状態には気をつけていた方がいいということですね。 まあ、こんな年は何度もないでしょうから、今回は我慢しましょう。 お酒は飲もうと思っています。 中国の方からもらった白酒(バ

    結局、年末年始は歯が一本欠けた状態で過ごすことになりました - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/29
    大変ですね。歯医者さんがお休みの時に、痛まないことを祈ります。
  • 【現代詩】「港と駅のある街で 4」 吹雪の最中に聞こえる泣き声のこと 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂

    港と駅のある街で 四 雪が重く練りこまれた空間の底を揺するように 遠い汽笛が微かに響く 不意の風が 雪の落下する軌跡を崩す 灯りを消した駅の隅の暗がりで 何かが泣き続けている また、汽笛が聞こえる と、暗がりで立ち上がるのは 小さな子供だ そして 雪の降りしきる外を見つめた後 また、泣きながら 隅の暗がりに溶け込むのだ ***** うなる風の悪戯、ではなく、聞こえてしまうもの。 雪の処方箋 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 Amazon 腐朽船群 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon dantandho にほんブログ村 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ

    【現代詩】「港と駅のある街で 4」 吹雪の最中に聞こえる泣き声のこと 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/28
  • 「彼女は存在しない」 浦賀和宏 物語に騙される楽しさ - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 普段あまり読まない作家の作品から。 「彼女は存在しない」 浦賀和宏さんの作品です。 * 父の死、恋人の死、叔父の死。それぞれの事件に関わる「彼女」。その「彼女」とは誰か。 解離性同一性障害により生み出されている「彼女」は、自らの「過去」からの物語を生き続ける。 * 2001年の作品です。 書のタイトル自体がすでにトリックの一部をなしています。 存在しない「彼女」とは誰か。そう作者から挑まれていますね。 読み始めたら、最後までから手が離せないかもしれません。 ワクワクする、という感じではなく、不安感のような、精神的な危機感のようなものがあり、それを途中で放置できなくて、読み続けてしまう、というような。 それもまた小説を読ませる妙手。 事件は解決しますが、読後感は重たいものがあります。 彼女は存在しない (幻冬舎文庫) 作者:浦賀和宏 幻冬舎 Amazon * 浦

    「彼女は存在しない」 浦賀和宏 物語に騙される楽しさ - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/28
  • 年内の仕事は本日まで 自分よ、今年もお疲れ様 来年もボチボチやろうぜ - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 皆様、年内は何日までお仕事でしょうか。 僕は、今年は今日(27日)までにしました。 年休(有給)消化で、早めに年末のお休みを取ることにしました。 今年は色々とありました。 職場の体制が変わって、僕以外の管理職の位置付けが見直されました。 そんな中、僕のグループだけ変わらず維持されました。 それでも、僕が来年度には出向するので、そこで変更になりますね。 きっと、僕の出向などが想定されたので、少し遅らせていたのかもしれません。 ということで、来年も色々とありそうです。 勤務先が変わるのが大きいですね。 仕事にはすぐに慣れるかな? 通勤には耐えられるかな? そんなことを考えてしまいますが、まあなんとかなるでしょう。 これまでもなんとかしてきたので。 出向後は原則出社になりますので、ブログなどの活動比率はどうしても下がってしまいます。 年明けには、ブログ関連、整理しようと

    年内の仕事は本日まで 自分よ、今年もお疲れ様 来年もボチボチやろうぜ - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/27
    今年もお疲れ様でした。おかげさまで楽しませていただきました。来年から勤務体系が変わって大変でしょうが、自分のペースでブログ続けてください。楽しみにしています。
  • 砂川市の小さな本屋さん「いわた書店」 小説を読み始めた頃のこと 2023年12月8日 午前11時40分頃 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 2023年12月8日(金)の午前11時40分頃、砂川の屋さん「いわた書店」に立ち寄りました。 いわた書店は「一万円選書」で有名になっていますね。 NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で取り上げられてから、注目を集めているようですが、お店の規模は昔と変わっていませんでした。 www.nhk.or.jp 僕が中学生の頃(昭和50年代中頃)、初めて自分のお金小説の文庫を買ったのが、このいわた書店でした。 買ったのが、若桜木虔 さんがノベライズした「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」。 EBA若桜木虔/西崎義展監修 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 集英社文庫 コバルトシリーズ 集英社 yamato ノーブランド品 Amazon 小説を読んで、ラストで泣きました。 それで小説にハマり、読書が習慣になりました。 その後続けて読み続けたのが、一連の「平井和正」作

    砂川市の小さな本屋さん「いわた書店」 小説を読み始めた頃のこと 2023年12月8日 午前11時40分頃 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/27
    こちらの本屋さんは知りませんでした。子供の時にお世話になった本屋さんが頑張っている姿は良いですね。若桜木さんの「ヤマト」懐かしいです(私は第1作を買いました)。
  • 【現代詩】「港と駅のある街で 3」 零下の街に降り積もる雪 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂

    港と駅のある街で 三 不意に音が止む と 空間を埋める雪に遮られていた 街燈の光が浸潤するように 雪片と雪片との間の空隙に広がる そして 全空間が乳白色に輝き始めたとき (…微かな羽音… 赤信号が一斉に明滅を開始する と また雪が 音が そして息苦しい空間の重さが また、微小な物体の運動の稠密さが 時を刻み始める 灰色の男たちは 肺を絞り 絶望の声を上げるのだ ***** 雪の降り頻る夜の、街灯の光が切り取る円錐状の舞台で。 雪の処方箋 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 Amazon 腐朽船群 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon dantandho にほんブログ村 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ

    【現代詩】「港と駅のある街で 3」 零下の街に降り積もる雪 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/26
  • 「秋風に たなびく雲の 絶え間より」 左京大夫顕輔 白河院、崇徳院、藤原忠通に近仕した六条家歌人 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    百人一首第79番目の歌の作者は左京大夫顕輔さきょうのだいぶあきすけ(藤原顕輔)です。 白河院、崇徳院、藤原忠通らに仕え、勅撰集の撰集を行っています。 今回は左京大夫顕輔について紹介します。 左京大夫顕輔とは 生年は1090年、没年は1155年。 保元の乱(1156年)の前年に亡くなっていますね。 官位は正三位、左京大夫。 白河院の側近であった藤原顕季の子で、父が所蔵していた人麿影を譲り受けました。 setsuwa-hyakkei.com これが世襲的歌道家の始まりとされています。 この人麿影は、藤原顕輔が亡くなる時、次男の藤原清輔に譲り渡されます。 崇徳院の命により勅撰集「詩歌和歌集」を撰集しています。 藤原顕輔は、その後の保元の乱や崇徳院の配流などを知らずに亡くなりました。 時代背景 保元の乱の前の、平清盛に関係するエピソードを紹介します。 平清盛は1146年に安芸守に任命されます。 そ

    「秋風に たなびく雲の 絶え間より」 左京大夫顕輔 白河院、崇徳院、藤原忠通に近仕した六条家歌人 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/26
    百人一首を、歌人一人一人見つめたことはなかったので、このシリーズは興味深く拝読させて頂いています。
  • 歯の治療中は思いがけないところに負担をかけてしまうようです - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 現在、奥歯の治療中です。 仮歯を入れているのですが、普段と歯の高さがちょっと違うので、その影響で思いがけないところに負担が生じています。 忘れないうちにまとめておこうと思います。 頬の内側を何度も噛んで痛い 噛み合わせの状態が変わっているためか、事中に頬の内側を何度も強く噛んでしまいます。 繰り返し噛んだりするので、血が出てしまい、噛んだところは腫れています。 治療していない側で噛んでいるとしばらくは問題ないのですが、そのうちにまた噛んでしまいます。 だんだん辛くなってきて、箸を置いてしまったりします。 胃が痛い おそらく十分に咀嚼できていない状態で飲み込んでいるので、胃に負担がかかっているのでしょう。 胃が重たいという感じから、時々痛むような状況になってきています。 身体の筋にも負担をかけているのか、なぜか背中の中心あたりに痛みを感じてよく眠れなくなっています

    歯の治療中は思いがけないところに負担をかけてしまうようです - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/25
    私も人生の大半は歯医者との戦いでした。でも、だから歯磨きを今日キチンとしようという気にはならないんですね。
  • 自分の将来に対する漠然とした不安 豊沼-砂川(三十四) - 安心感の研究 by 暖淡堂

    高校では、クラスメートとうちとけるということがほとんどなかった。ごく少数の友人と、高校三年間を通じて付き合っただけだった。 部活動もまじめにはやらなかった。演劇部のお手伝いのようなことはやった。学校祭での発表や高文連への参加の準備は楽しかった。が、それが終わると、ただなにもしない生活に戻った。 高校入学当時は、やはり成績はよくなかった。勉強の仕方に馴染めなかったのだと思う。それでも少しずつ慣れるにしたがって、試験の点数はよくなっていった。 家では、毎日ギターを弾いて唄っていた。唄うことを仕事にしたいなとも思ったりしていた。そのための努力はまったくしていなかったが。あるいは、どうやったら唄うことが仕事になるのか、まったく知らなかったといっていいかもしれない。 自分のまわりにいる人たちは、ほとんどが、自分の生活の延長上で仕事をしていた。どうしたらその仕事ができるようになるのか、わかりやすかった

    自分の将来に対する漠然とした不安 豊沼-砂川(三十四) - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/25
    人生やり直せても、たいして変わらないかも、と私は思います。たいした人生ではないですが、振り返るとちょっとした「安心感」は享受しているかもしれませんね。
  • 【現代詩】「港と駅のある街で 2」 零下の街に降り積もる雪 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂

    港と駅のある街で 二 零下の街を 灰色の男たちはさまよう 雪は激しく降り続け 大気に濃密に練りこまれる 置き去りにされた何台もの車に 雪は厚く降り積もる 灰色の男たちは車の上に這い上がり 雪で視界の閉ざされつつある周囲を 空洞になった眼窩で 不安げに見回すのだ ***** なにも見えない男たちが、雪の降り積もる街を彷徨う。 雪の処方箋 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 Amazon 腐朽船群 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon dantandho にほんブログ村 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ

    【現代詩】「港と駅のある街で 2」 零下の街に降り積もる雪 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/24
  • 「案山子」 さだまさし 故郷を想う季節に - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 先日、駆け足で実家に帰ってきました。 当はもう少しゆっくりとしたかったのですが、会社に勤めている間は難しいですね。 年末年始には、郷里に帰られる方も多いかと。 どうぞ穏やかな時をお過ごしください。 久しぶりに会う方々は、みんな間違いなく皆さんを待っているものです。 さださんの「案山子」、名曲ですね。 この季節になると、必ず思い出します。 こんな曲を知っていてよかったなと思います。 さだまさしさんがいてよかったなと思います。 年末の忙しい時期ですね。 ちょっと手の休まる時間がありましたら、この曲を聴いてみてください。 故郷の誰かに、電話をしたくなるかもしれません。 www.youtube.com *☺☺☺☺☺* 天晴~オールタイム・ベスト~ アーティスト:さだまさし ユー キャン Amazon 「案山子」 さだまさし 故郷を想う季節に dantandho ランキン

    「案山子」 さだまさし 故郷を想う季節に - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/24
    この曲を聴くと、さださんの東京で1人暮らしをしていた際のエピソードを思い出します。長崎へ帰省する時は、夜行列車で丸1日かけたこと。そして公衆電話でなけなしの10円で「カネ」と叫んだこと。
  • 歯の治療が年末年始をまたいでしまうのはちょっと辛い - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 30年以上前に奥歯の治療をして、歯を抜いた部分にブリッジを入れていました。 それが、今年の春に左側、秋の終わりに右側が、それぞれ調子が悪くなり。 左側は春に治療を終えていたのですが、右側は現在治療中です。 そちらは年末年始をまたいで治療が続きます。 現在、右の奥歯に仮歯を入れているのですが、それが頬の内側を時々噛んでしまいます。 噛むと痛いので、事をしても、なんとなくゆっくりと味わえません。 このまま年末年始を過ごすのは辛いですね。 色々とご馳走が卓に並ぶ時なので。 まあ仕方がないですね。 今年はあきらめましょう。 この年末年始が、もうこれっきり最後ということもないでしょう。 噛まなくてもいいお酒は、それなりに飲もうと思っています。 皆様も、歯の健康状態にはどうぞお気をつけください。 *☺☺☺☺☺* 歯の治療が年末年始をまたいでしまうのはちょっと辛い dant

    歯の治療が年末年始をまたいでしまうのはちょっと辛い - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/23
    私たちの年代は、若い人たちと比べて歯の手入れがお粗末な感じがします。私も子供の頃から、歯医者さんにお世話になりっぱなしです😥
  • 北海道の春、小学校入学直前の頃のこと 【沙河21】 - 安心感の研究 by 暖淡堂

    いよいよ小学校入学時期が迫って来ました。 家の中でヌクヌクと過ごす最後の冬です。 雪の多い冬だったように記憶しています。 いつも一人きりで雪の中で遊んでいました。 その冬も終わり、春じわりと近づいて。 暖かな風が吹く頃になりました。 【沙河】昭和四〇年~昭和五〇年 (十)② 秋が来て、家の中で遊ぶことが多くなった。私は雑誌や絵を読み続けた。そんな時、よく家族からどこにいるのかわからなくなるといわれた。とても静かにしていて、時折は気配も消えていたらしい。 を読んでいなければ、テレビを観ていた。NHK教育テレビの番組や、他の局の子供向けのアニメーションを観たりしていた。 そして冬が来た。雪は降り続け、我が家はすっかり埋もれてしまった。 雪は南西からの風で運ばれてくることが多かった。家の南側の窓は風の侵入を防ぐために透明のビニールシートで覆われていたが、その窓の半ばまでは雪に埋まっていた。

    北海道の春、小学校入学直前の頃のこと 【沙河21】 - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/23
  • 【現代詩】「港と駅のある街で 1」 北の街の一夜の情景 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂

    港と駅のある街で 一 雪の激しく降る夜 誰もいなくなった駅に ひっそりとたどり着いた列車から 灰色に膨れ上がり 眼球の溶け落ちた男たちが 何人も、何人も降り立ち 暗い改札口を抜けて 雪の降り続く街の中にさまよい出るのだ ***** 冬の夜の幻想。 風の音が、遠く、近く。 雪の処方箋 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 Amazon 腐朽船群 (暖淡堂書房) 作者:暖淡堂 暖淡堂書房 Amazon dantandho にほんブログ村 ランキング参加中詩 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ

    【現代詩】「港と駅のある街で 1」 北の街の一夜の情景 現代詩の試み - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/22
  • 「定年を迎える年に出向し、その後は出向先への転籍を考える」というある意味人生の節目について - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 2023年11月末に、次年度中での出向の打診がありました。 家族と相談して、出向することを了承しました。 おそらく今頃は人事部が諸々調整しているところかと思われます。 現時点で定年まで1年と少し。 部署の新しい体制では、実際のところ僕の扱いは面倒だろうなと思っていました。 出向という打診は、ある程度予感していたものでもあります。 僕が抜けると、その後は、組織的にも整理しやすくなります。 で、今回の出向先として候補に上がったところですが、今の会社と比べると大体以下のような状況です。 ・自分の専門性(理系の研究者)が活かせる ・管理職としての責任を負わずにすむ ・福利厚生は今と大差はない ・通勤時間、経路はほぼ同じ ・今の会社にいるよりも定年後の収入は多い* *定年後はシニア再雇用となります。給与はグッと減ります。転籍先の方が比較すると給与は多いようです。 この条件で

    「定年を迎える年に出向し、その後は出向先への転籍を考える」というある意味人生の節目について - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/22
    今まで真面目に働いてきたことに対する、会社からのご褒美なのかもしれませんね。大変でしょうが、新しい職場で最後まで、自分が納得できる会社人生が送れることを祈ります。
  • #真田信幸 九十歳の決断!御家存続の危機に立ち上がる - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 池波正太郎の「真田騒動 恩田木工」を読みました。 簡単に作品を紹介すると以下のようになります。 関ヶ原の戦、大阪冬の陣、夏の陣を生き延び、外様ながら信州松代藩の藩主となった真田信幸。 京都に住む才女お通の方との心の通い合いを軸に、松代藩主となるまでの半生記(信濃大名記)。 九十歳を過ぎ、隠居生活を送る真田信幸ではあるが、御家存続の危機に立ち上がる(錯乱)。 * 大作「真田太平記」の後日譚にあたりますが、池波正太郎初期の作品集です。 「真田太平記」を読み終わって、ちょっと「真田」ロスの状態だったので手にしてみました。 で、一気に読んでしまいました。 真田昌幸とその子の真田信幸、真田幸村の兄弟のうち、九十歳を超える長寿を全うした真田信幸の生涯を、池波正太郎はその多くの著作の中で、様々な形で描いています。 いずれも味わい深く、大人の読書には、池波作品は欠かせないな、とあ

    #真田信幸 九十歳の決断!御家存続の危機に立ち上がる - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/21
    ちょうど「真田太平記」を読んでいたのですね。池波正太郎が真田家を追いかける気持ちも、何かわかるような気持ちがします。
  • 「多々良先生行状記 今昔続百鬼 雲」 京極夏彦 妖怪馬鹿として「ある(実存)」ということ - 安心感の研究 by 暖淡堂

    こんにちは、暖淡堂です。 極私的京極祭、まだ続いています。 今回読んだのは「今昔続百鬼 雲」。 「多々良先生行状記」という副題つき。 「百器徒然袋 雨」は2001年11月5日に第一刷発行です。 ついに21世紀に入りました。 このに収められた作品群の主人公は「多々良勝五郎」。 京極作品を愛読されている方はすぐに思い出すかもしれません。 あの京極堂中禅寺秋彦と対等に「妖怪」について話ができる人物です。 「塗仏の宴」に登場していますね。 その姿は「菊池寛の天地を詰めたような」と描かれています。 まあ恰幅のよい姿くらいで想像しておくのがよいかと。 この多々良勝五郎センセイ、友人または知り合い、あるいは助手の沼上氏と、日各地を訪れては事件に巻き込まれます。 そして、その妖怪に関する無駄なまでに豊富な知識で事件を掻き回し、挙句にはなんらかの解決にまで導いてしまいます。 その現地の関係者たちとのやり

    「多々良先生行状記 今昔続百鬼 雲」 京極夏彦 妖怪馬鹿として「ある(実存)」ということ - 安心感の研究 by 暖淡堂
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/21