ニューヨーク(CNNMoney) マツダは乗用車「マツダ6(日本名アテンザ)」約5万2000台のリコール(無償改修)を米道路交通安全局(NHTSA)に届け出た。同車の燃料系統がクモに好かれて巣を張られたことが原因だという。 マツダの届け出によると、蒸気通気管に特定種のクモが巣を張って空気の通りが悪くなる恐れがあるという。この通気管は燃料タンクから出る排気の清浄装置に通じており、管が詰まると燃料タンクに空気が入りにくくなってタンク内の空気圧が低下し、タンクにひびが入ったり、場合によっては出火したりする恐れがある。 マツダ6にクモが巣を張ったという報告はこれまでに20件寄せられている。すべて4シリンダーエンジン搭載のモデルで、V6エンジンモデルでは報告されていない。クモのせいで出火に至ったという報告はこれまでのところ寄せられていないという。 対象車はディーラーが検査して、必要があれば燃料系統を