19世紀に英国の物理学者の頭脳から生まれた仮想の悪魔が、21世紀の今日、日米の2つの実験室で実現した。考案者にちなんで「マクスウェルの悪魔」と呼ばれるこの悪魔は、物理法則を破り、永久機関を実現するように見える。どこに破綻があるのか長らく不明で、科学者たちの熱い議論が続いていた。今回の2つの実験で決着がつきそうだ。悪魔は、壁で2つに仕切られた部屋の中にいる。飛び交う気体の分子を見ながら、左から来
詳しくない方もいらっしゃるかと思いますので補足しますと, ・液体窒素温度(77 K) どこにでもある.低温系の人にとっては熱い温度に分類される. ・液体He温度(4.2 K) 物性で良く使う.低温物性やる人は液体Heそのものを見たことある人も多い. (最近はガラスデュワーとか減ったから見たことない人も結構いますが) 物性系以外でも,超伝導マグネット使うところとかだと必ず使う. ・液体Heパンピング(1 Kちょっと) 要は液体Heの入った容器を減圧する.沸点が下がって温度も下がる. ラムダ点以下まで下がると超流動になって,それまでぼこぼこと沸騰して いた液体Heの液面が急に静謐になるのを見た人も結構いるかと. (流入する熱がすぐに液面の部分に運ばれ,そこからのみ沸騰するため 下の方からは泡が出ない) このへんの温度までは単にHe汲んで減圧するだけなので楽. ・希釈冷凍機(1 K以下,数十 m
日本アイ・ビー・エム(日本IBM)と三洋電機は10月23日、データセンターの消費電力を最大25%以上削減できるという空調サービスを発表した。サーバラックの後部ドアに熱交換機を直接取り付けて排熱を半減させる方式で、効率良く冷却でき、省電力化が可能という。消費電力の増大がデータセンター共通の課題になっており、冷却効率の良さと省電力化を売りに、1年で国内15カ所への導入を見込む。 IBMが2005年に発表した「Rear Door Heat eXchanger」(RDHX)技術と、三洋が新開発した「enegreen 冷媒式マルチサーバークーラー」を組み合わせたデータセンター用空調設備構築サービス。 IBM製19インチ42Uラックの後部ドアに冷媒式の熱交換機を取り付け、サーバ後部から直接、排熱の約50%を取り除けるという。サーバの後部ファンから出る風を利用するため、熱交換機自体はファンレスにできた。
単なる質問=回答と言わず、議論を熱く盛り上げたいと願っているstomachmanとしては、冷却効果があるとは心外です...なんちゃって、尊敬するsiegmund先生に過分のお言葉を戴き感激しております。 さて、 ●「重力場冷却」はトンでもか?? 自助努力もせねば、というので、いい加減な計算をしてみました。まずは等速直線運動で温度がどうなるか。(これって、アインシュタイン先生もやったと思うんですが、どうも文献がみつからない。)stomachmanは超手抜きして計算します。すなわち、静止質量mの粒子が2つ、速度Vで動く箱の中にある。一つは箱に対して静止し、もう一つは箱の速度と平行に前後運動している。この時、前向きに動くときの粒子の速度Vpと後ろ向きでの速度Vmは Vp=((V+v)*c^2)/(c^2+v*V) Vm=((V-v)*c^2)/(c^2-v*V) また質量は、箱に対して静止してい
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