机にシート状の無線LANアンテナを敷き、電波が届く領域を制限した「LANシート」がイトーキから登場。無線LANを使いながら、セキュリティ対策や位置特定などが可能になる。 フリーアドレスのオフィスなら無線LANを導入したい。でも、隣のビルまで電波が届いてしまう無線LANはセキュリティ的に心配。さてどうするか? こんな課題に対応するLANシステムをイトーキが開発。「SECURITY SHOW 2008」の同社ブースで展示している。名称は「LANシート」。通常のアンテナではなく、机の上に置いたシート状のアンテナを使うことで、机上に置いたPCだけが無線LANを使えるというものだ。 「シートから1メートルの範囲だけに電波が届く。セキュリティレベルを上げられるだけでなく、誰がどの机のLANにつなげているのか、位置を特定できるのが特徴」だとイトーキ。 シート型アンテナには、出力を弱める機構を持った専用の