ここまで来たら(実はどこにいるのか本人はまだよく分かっていないのだが)、避けて通るわけにはいかないなあと観念しているのが複雑な感情を抱いてしまう漢字という文字。いつの間にか私の奥深くに根付いて恐るべき力を発揮しているのが、今こうして文字を綴りながらも、その力を感じずにはいられない漢字。一方、古い漢字の書体、書風は見ているだけでゾクゾク、ワクワクする。 写真1 金文(「青銅器の碑文」部分)『組版原論』23頁、文字の赤ちゃんたちのようだ 写真2 (鳥)蟲書[(ちょう)ちゅうしょ](『説文解字』より)『組版原論』23頁、虫や鳥は表されていないが、一応(鳥)蟲書の書体に入るらしい 写真3a 大篆[だいてん]または籀文[ちゅうぶん](『説文古籀疏流』より)『組版原論』25頁、ゲゲゲの鬼太郎の父さんみたいのが沢山いる 写真3b 大篆[だいてん]または籀文[ちゅうぶん](『説文古籀疏流』より)『組版原論
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