民主党の鳩山元総理大臣はみずからのグループの会合で、大阪市の橋下市長が率いる「大阪維新の会」の政権公約「船中八策」の骨格について「長期的な目標を書いたものにすぎず不十分だ」と批判しました。 この中で、鳩山元総理大臣は「大阪維新の会」の次の衆議院選挙に向けた政権公約「船中八策」の骨格について「具体的な目標ではなく、長期的な目標を書いたものにすぎない。これでは政策が実行されたか検証できず、有権者が判断できない」と指摘しました。 そのうえで、鳩山氏は「われわれは政権交代の前に、できるだけ数値目標を入れた具体的で鮮明なマニフェストを作った。マニフェストとはそういうものであるべきだ。新たな試みは大事だが、『船中八策』では不十分だ」と批判しました。