今月に入り、SQLインジェクションによるサイト改竄被害が、広範囲で発生しているようです(参考:LACの注意喚起)。 この攻撃で使われた手法に関する詳細な情報が、以下のページに載っていました。 http://blogs.technet.com/neilcar/archive/2008/03/15/anatomy-of-a-sql-injection-incident-part-2-meat.aspx 非常におおざっぱに言うと、以下のような感じです。 リクエストを送ってみて、SQLインジェクション脆弱性があるか調べる。 脆弱性がある場合、それを突いて、全テーブルの、全カラムの、全レコードの値を改竄する*1。具体的には、DB格納値の末尾に「<script src=http://www.211796...(省略)」のような攻撃コードを追加する。 DBのデータをエスケープせずにHTMLに出力している