「Googleで営業時間を確認したのが失敗だった。新型コロナウイルス対応で営業時間が変わっていた」「食材を買おうと思って行ったらスーパーがもう閉まっていた」――。 新型コロナの感染拡大で小売店や外食店が休業や時短営業を余儀なくされ、SNS(交流サイト)上にこんな投稿が散見されるようになった。ネット検索などで正しい情報を得られず、店舗に行ってしまった消費者の投稿だ。 某大手外食チェーンの店舗を検索した結果(4月27日時点)の例。検索エンジンで表示される店舗情報では午後10時まで営業となっているが、実際は午後8時までの時短営業中だ 企業は自社のWebサイトで営業時間の変更を公表しているものの、GoogleやSNSなどあらゆるチャネルを通じて消費者が情報を入手するようになった昨今、新型コロナ禍で刻一刻と変化する店舗の状況を正しく届けるのは難しい。とはいえ、緊急事態宣言で外出を最低限にすることが求