【三嶋伸一】列島各地で市民マラソン大会の新設が相次ぐ。東京マラソンが始まった2007年ごろから増えはじめ、小さなものまで含めると、その数1600以上。ランナーたちの選択肢が増える一方、主催者側は参加者のつなぎとめに躍起だ。 「2015年問題」 17日に3回目が開催される神戸マラソンの実行委員会で、こんな言葉がささやかれている。来年以降、同じ11月にマラソン大会が相次いで誕生するからだ。来年は福岡マラソン、15年には北陸新幹線の開業に伴って富山と金沢で計画中だ。「これまで比較的大会が少なかった11月の状況は一変します」。西影宗明事務局長の表情は厳しい。 開催時期を調整する動きもある。昨年3月に始まった京都マラソンは、来年から2月に繰り上げる。同じく昨年3月に始まった名古屋ウィメンズマラソンとぶつかり、「女性参加者が19%と他大会と比べて低かった」(事務局)ためだ。驚いたのが昨年2月から始めた
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