アップルがiPadを発表して以降、各社がサービスを続々発表し、文字通り「電子書籍元年」の様相を呈した2010年。年末になり国内メーカーからも端末が発表されており、その勢いは2011年以降さらに加熱することが予想される。ここでは、CNET Japanで取り上げた記事をもとに、電子書籍に関する動向を振り返っていきたい。 2010年最初に話題になったのは、米Amazon.comの電子書籍リーダー「Kindle DX」のニュースだ。これまで同社が提供してきた電子書籍リーダーのKidleでは対応していなかった日本語PDFにも対応。日本を含む世界100カ国以上で販売された。 アマゾンの電子書籍リーダー「Kindle DX」が日本からも購入可能に 一方でAppleは米国時間1月27日、サンフランシスコで開催した特別イベントでiPadを発表。数カ月の間、発表が噂されていたタブレット型端末は、驚きを持ってユ