米コロラド州に拠点を置くBot Thoughtsは、オープンソースベースのマシンビジョンユニット「OpenMV Cam」のプロジェクトをKickstarterで開始した。35×45mmの基板に、カメラと画像処理チップ、Micro Pythonインタプリタが搭載されているので、OpenMV Cam単体でさまざまな画像処理を行える。 「マシンビジョン」とは、カメラなど画像センサからのデータをコンピュータで処理してさまざまな機能を持たせたシステム。例えば製造産業では、生産ラインで製品画像を解析して不良を発見する自動検査や、部品の向きを認識してロボットアームで適切につかむといったことなど広く使われている。デジカメが顔を認識してそこにピントを合わせたり、笑顔になったらシャッターを切ったりする機能もマシンビジョンの応用だ。 OpenMV Camで処理した結果を使ってArduinoを制御したり、またその