コンピュータを愛してやまない「コンピュータカウボーイ」が自身の腕を披露するイベント「天下一カウボーイ大会」が12月23日、東京秋葉原UDXにて開催された。会場にはコンピュータグラフィクス(CG)業界のノーベル賞ともいわれるクーンズ賞を2005年に受賞した東京大学教授の西田友是氏から現役の大学生までさまざまなプログラマーが集まり、自ら開発したソフトやロボットなどを披露した。 コンピュータカウボーイとは、ウィリアム・ギブスンがSF小説の中で凄腕のプログラマーなどを指して使った言葉。天下一カウボーイ大会は、そんな「カウボーイ」たちが腕を競う場として開かれたものだ。ただし競技によって順位を決めるわけではなく、それぞれが開発したものを披露することで「互いのスキルを競いあい、互いを刺激し合い、新技術に感動し、彼らの高度な技に驚嘆する場を提供する」(主催者の電脳空間カウボーイズ)というもの。 「コンピュ