「Yahoo!JAPANは一度も、自ら検索エンジンを持ったことがない」――ソフトバンクの孫正義社長は7月29日の決算会見で、Yahoo!JAPANが検索エンジンにGoogleを採用することについての見解を述べた(「Bingも無視していたわけではないが」――井上社長が語る、ヤフーがGoogleを選んだ理由)。 Yahoo!JAPANの検索サービスはこれまで何度か検索エンジンを変更しており、米Yahoo!やGoogle、goo(NTTレゾナント)など他社からエンジンの提供を受けてきた。孫社長は検索サービスのエンジン変更を、「(CPUが)AMD製からIntel製に変わったに過ぎない」と、PCのCPUに例えて説明する。 Yahoo!JAPANはGoogleの検索連動広告配信システムも採用するが、広告の販売はそれぞれ独立を維持。広告はオークション形式でユーザーが値段を決めるため、価格統制にはつながら