印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 京都大学は1月22日、医学研究科特定研究員の江谷典子氏の成果として、薬剤やその副作用、疾患の原因となる遺伝子などのビッグデータを解析することで、副作用をほぼ確実に予測できるという研究結果を発表した。 この解析により既存の薬剤の中で、元々のターゲット以外の疾患に効果を発揮する可能性があるものについて予測し、いままで治療薬が公開されていない疾患に対して300件以上の候補を発見できたという。 江谷氏は将来的にはプログラムを半導体チップへ組み込んだ、SoC(システム オン チップ)を用いることで、セキュリティ強化が可能であり、同時にデータ 処理も高速化できるため、今回のようなビッグデータを用いた予測が手軽にできるようになると説明している。 研究