株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
10年間で事業構造を大転換した会社がある。レンズ付きフィルム「写ルンです」をはじめ、写真フィルムで一世を風靡した富士フイルムホールディングス(以下、富士フイルム)だ。 2001年3月期の富士フイルムの売上高1兆4403億円のうち、写真フィルムの比率は約2割。採算がよく、「当時は営業利益(1497億円)の3分の2を写真フィルム(関連)で稼いでいた」(古森重隆社長)。技術が高度かつ複雑なためにプレーヤーは世界で5社しかいない、まさに“ドル箱”事業だった。 だが00年を頂点に、デジタル化が急速に進んだ。写真フィルムの利益は「ピークから5年経ったところでほぼゼロ」(古森社長)。直近では売り上げに占める比率も1・5%に満たない(下図)。
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