米IDCが現地時間2012年2月1日に公表した世界携帯電話市場調査によると、2011年第4四半期(10~12月期)の出荷台数は4億2740万台となり、前年同期と比べた伸び率は6.1%にとどまった。1年前の伸び率、9.3%を下回っており、世界規模で景気後退がピークに達した2009年第3四半期以来の低水準となった。 IDCシニアリサーチアナリストのKevin Restivo氏は、「米AppleのiPhone 4Sをはじめとする高成長製品がスマートフォン市場の伸びを支えたが、携帯電話全体で見ると、悪化するマクロ経済環境の影響を免れることはできず、著しい低成長となった」と述べている。とりわけフィーチャーフォン(従来型携帯電話)の落ち込みが事前予想よりも大きく、市場成長の足かせになったとしている。 メーカー別の出荷台数を見ると、フィンランドNokiaが1億1350万台で首位を維持したが、前年同期に比
~新興国需要とスマートフォンが市場を牽引~ 2010年12月06日 (詳細はこちら) 調査要綱 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて携帯電話世界市場の調査を実施した。 1.調査期間:2010年6月~10月末 2.調査対象:国内携帯電話メーカー、海外携帯電話・スマートフォン・パソコンメーカー、海外製造受託メーカー、海外携帯電話向けデザインハウス、海外市場調査会社、部品メーカー、業界団体など 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用 <携帯電話市場について> 本調査における携帯電話市場規模には、スマートフォンを含む。但し、PHS、デジタルフォトフレーム、タブレットPC等は含まない。 調査結果サマリー ◆ 2009年携帯電話世界市場の出荷台数は11億9,316万台 2009年の世界市場における携帯電話の出荷台数は前年比1.7%
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