増田文学に関するnoizecehiのブックマーク (3)

  • 電話口から三人殺したかもしれない話

    ・一人目 一人目は学生時代、通販の受信専門コルセンで働いていたとき。住所の確認を繰り返している途中にボン、ゴトンっと鈍い音とともに会話が途切れてしまった。通話自体は続いていたのだで「歩きながら電話でもしていて落としちゃったのかな?」としばらくそのままに。しかし雑音は聞こえるものの一向に話し声が再開しないので、どうして良いかわからずリーダーへ報告した。リーダーが代わるも相変わらず電話が遠くて雑音と、なぜか水の滴るような音しか聞こえない。仕方なく「申し訳ございませんが、お電話が遠いようですので少し後にかけなおさせていただきます」と切断。その後何度かかけたが、着信はなるものの誰も電話に出ることはなかった。 その一週間後だったろうか。その電話番号の家族だという方から問い合わせがあった。ながら運転だったそうだ。私が電話をかけていた相手は運転しながら携帯電話を使用していたのだ。電話に気を取られ反対車線

    電話口から三人殺したかもしれない話
  • 夏がくる

    外に出ると、庭のナンキンハゼの木が「アツイ アツイ」と言っていたので、もうすぐ夏がくると思った。 息を吸うと、梅雨特有の湿度を伴った空気が肺を満たした。 雨上がりのせいか、遠くの山がとても綺麗に見える。暑い。 空を見上げると、太陽が「申し訳ない」というように両手を合わせていた。 さて、と私は思った。 庭の隅に小さな家庭菜園がある。4月にトウモロコシと里芋を植え付けて育てていた。 先週、実をつけ始めていたトウモロコシが夜の間にタヌキにべられて全滅した。ネットを張っておくべきだったなと思ったが、もう遅い。 トウモロコシには悪いことをしたと思った。 里芋の方は順調に茎を出し葉を伸ばしている。 一週間前までは手のひらより小さかった葉が、今はもう顔くらいの大きさになっている。 10株ほどある里芋の一つ一つを見て回り、「大きくなったなあ」と呟いたら、その一つが「ソウカモネ。」と返事をした。 私は、家

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  • ある日、目覚めたら世界は美少女だけになっていた

    鏡で確認するとワイくんも黒髪ロングの美少女になっていて草 元と共通するパーツが何ひとつない。どっから出てきたんでしょうねぇ?この美少女デザイン TVやネットは大混乱のご様子。芝が生え広がったがワイ会社からはなんの連絡も未だに無い おいおいこの狂った状況で仕事とかあり得る????嘘やろ????www しかし時刻は朝8時になろうとしている LINEで送られてきたオカンが美少女化した画像に『そういうのは求めて無いから…』と思いながら無事で何よりとだけ返信し、 イヤイヤ出社の準備を・・・・いや、イヤイヤでは無いなw こんなにわっくわくで出社準備をしたことはない 家を出ないと始業時刻に間に合わない時刻になってもワイ会社から変わらずなんの連絡もなかったので うっきうっきで最寄り駅へ向かった 外は見慣れた景色なのに右向いても左向いても美少女。眼福・・・ではなくそのシュールさに思わず吹き出してしまった つ

    ある日、目覚めたら世界は美少女だけになっていた
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