NoSQLに足りない部分は自分で作る 表1を見てください。これはRDBMSが扱うテーブルとKVSが扱うテーブルの性格の違いをまとめたものです。RDBMSが扱うテーブルついてはよくご存じの方も多いのではないでしょうか。これと比較すると、KVSが扱うテーブルには「列はデータ型を持たない」「キー(ID)を指定して特定した行にアクセスする」「独自のデータアクセスAPIを使う」「データの格納ルールが決まっている」といった特徴があります。 RDBMSではデータ型のチェックやテーブル結合、データ集計などができますが、KVSはかなりシンプルな機能しか提供していません。当然、いままでRDBMSで利用できていた機能の中には、KVSでは利用できないものがあります。このような機能を実現するには、アプリケーション側で工夫する必要があります。 RDB KVS データ型
