極東ロシアが、日本人の新しい旅行先として注目されている。そのきっかけとなったのは、2017年8月に開始されたロシア沿海地方限定の電子簡易ビザの発給だった。電子簡易ビザとは、ロシア中央政府が国内の一部の地方や州を選定して、日本を含む18カ国を対象に発給する8日間限定の観光ビザのことだ。 これまでは、事前に現地宿泊先から発行されるバウチャー(予約証明書)を手配し、それを持って大使館に足を運び、パスポートを1週間預けてビザを申請するというの面倒な手続きがあったが、それが大幅に省略された。 航空券とホテル予約の手配をすませておけば、入国の4日前までに在日ロシア連邦大使館のウェブサイト経由でビザの申請をするだけで済むのだ。費用もいっさいかからない。 日本からフライト2時間圏内にもかかわらず、まさに灯台下暗しだったウラジオストクという西洋の街並みが広がる美しい港町が、こうして身近な渡航先として知られる
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