知られざる「日本の住宅とその性能」について焦点をあてる本連載。今回は、外来種によるシロアリ被害についてみていきます。 外来種急増!従来の防蟻処理では通用しなくなった 以前、我が国のシロアリ対策(防蟻)には問題が多く、7割程度の工務店・ハウスメーカーは、5年程度しか効果が持続せず、体にも有害な合成殺虫剤による防蟻処理を行っていることを説明しました。そのため、新築やフルリノベーション時に、施主がきちんとした知識を持って、永続性があり人体に無害な防蟻方法を選ばないと、健康リスクがなく、資産価値や耐震性能が維持される住まいにならないのです(関連記事:『恐ろしい…EUの禁止農薬が使われる「日本のシロアリ対策」驚愕の実態』)。 さらに、日本に多く生息しているヤマトシロアリ、イエシロアリは、地下シロアリと言って、地中に巣を作り、床下に蟻道(図表1)という通り道を作って、家の中に侵入してきます。床下を点検
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