聞け万国の労働者 【作詞】大場 勇 【作曲】栗林 宇一 聞け万国の労働者 とどろきわたるメーデーの 示威者に起る足どりと 未来をつぐる鬨の声 汝の部署を放棄せよ 汝の価値に目醒むべし 全一日の休業は 社会の虚偽をうつものぞ 永き搾取に悩みたる 無産の民よ決起せよ 今や廿四時間の 階級戦は来りたり 起て労働者奮い起て 奪い去られし生産を 正義の手もて取り返せ 彼らの力何物ぞ われらが歩武の先頭に 掲げられたる赤旗を 守れメーデー労働者 守れメーデー労働者 うたごえのバイブル「青年歌集」などでは「聞け万国の労働者」と紹介されていますが。JASRACの正式登録タイトルは「メーデー歌」です。この曲には原曲があり、100年以上もまえ、1900年に現東京大学の第一高等学校の記念寮歌として作られた「アムール川の流血」です。当時、日露戦争前夜の中国での世相をあらわしていると思います。「北京の55日」の主題